mkvie's blog

日々の殴り書き

部屋の掃除と昔の思い出

近々自宅まで友人が遊びに来ることになっている。良い機会なので、主に机周りの片付けを行う。気がついたらモノ (主に書籍) が溜まってしまっている..。まずは棚やテーブルの上にあるものを片付けて、その上でホコリを取るためのモップがけを行う。これで以後の効率性も少しは上がるだろう。

片付けをしていると、大昔に使っていた HDD が出てくる (正確には以前からそこにあることは分かっていたのだが、こういう機会でも無いと触らないのよね..)。中身を確認してみると、大昔 (恐らく5年以上前か..) の写真などが出てくる。懐かしいなぁ。前回帰省した際に「太った?」とか色々な人に言われたのだけれど、写真を見る限りそこまで太っているような気にはならない。とは言うものの、確かに体重は増えているので、これから絞っていく事になるのでしょう。

当然写真には私以外の人たちも写っている。留学していた際にお世話になった他の日本人の方々も写っているのだが、私の知る限りまだ訃報は入っていない。皆様達者に生きていることだと思うし、少なくともそうであると願いたい。

その中でも、同じ街に留学して、色々助けていただいた私の先輩格の人のことが気になる。風のうわさでは日本の某大学に戻られて研究活動を続けられているということだったが、オンラインを少し眺めてみただけではそこまでアクティブに活動しているようには見えない。少なくとも最後の書き込みからまだ1年経っていないので、恐らく今でも大学で研究活動に勤しまれているのだと思う。

あまりジジイ臭いことを言いたくないのだが、この方とは色々なことを話し合った。研究についても話した記憶はあるのだが、7割以上はどうでも良い話で、周りに日本語を解する人があまりいなくてよかったと思えるような内容が多かった気がする。ああいうバカ話をする機会は今後あるのだろうか? 恐らく同じ人達とでも無いような気がする。お互い年を取ったということなのだろう。

とは言うものの、私も実はまだギリギリ20代だったりする。以前のようにバカ話をする相手はいないかも知れないが、後になって「あの時も結構楽しかった」と言えるような毎日を送るように意識していかないとね。

Mac OS X Mountain Lion 雑感

実は Lion (Mac OS X 10.7.x) を導入したことはまだ無く、新たな MacBook Pro を購入したら Montain Lion (10.8.x) がついてきたという感じ。折角なので (TimeMachine を介しての) データ引き継ぎは行わず、最初から設定してみることにする。

..それにしても、Mission Control で大分変わったなぁという印象。Spaces が Mission Control に統合されたんだね。一番の変化は2本指スクロールの方向が変わったことだろうか。慣れの問題なのだろうと思うけれど、個人的に新しい流儀に合わせる必要性を感じなかったので、以前のように戻しておくことにする (システム環境設定 > トラックパッド > スクロールとズーム > 「スクロールの方向」チェックボックスを外す)。他にも、「システム環境設定 > キーボード > キーボードショートカット > キーボードと文字入力 > 次のウィンドウを操作対象にする」に対して、Command + ` をアサインしておく。

以前は KeyRemap4MacBook を使って Spaces (仮想デスクトップ?) 間の移動を行なっていたのだが、MissionControl に置き換わったせいで、仮想デスクトップそのものを使うことが極端に少なくなった。こちらの記事を参考に、Mission Control の速度を変更させておく。特にアニメーションを見たいわけでも無いので、表示速度を 0.1 (秒) に設定。ストレスが軽減されたような気がする。

その他にも Xcode をインストールしたりしておく。いつの間にか無料配布されてるんですね。Command Line Tools というパッケージを導入することで、gcc などが使えるようになる。う、デフォルトのシェルは bash かぁ。MacPorts 経由で zsh を導入することにする。.zshrc などのファイルは、以前の環境で使っていたものを参考に時間のある時書いてみることにしよう。あとは Source Code Pro フォントと vim の導入ぐらいか?

大学院の課題に必要な Office 環境は思ったよりもかなりスムーズに構築することができた。単純にディスクイメージをダウンロードしてインストール、キーを入力するだけ。今のところ問題なく動いているように見える。

個人的には Launchpad の意義が分からなかったりする。Spotlight にアプリケーションも検索するように設定するだけで良いのではないの? 以前は QuickSilver を使っていたけれど、Spotlight で良いや、と日和りました。

そういえば、メモリの使用量が以前と比べて増えているような気がする。標準の 8GB を載せているのだけれど、そのうち 16GB に拡張する必要に迫られるような気がする (今のところ特に開発なども行なっていないので、差し迫った問題では無い)。

他にも細かな点で違和感を感じることがあるのだけれど、他のマシンや環境と比較したら、これが自分にとってはベストなオプションだったと思う。MacBook Pro も、(既に Retina モデルの MacBook ProMacBook Air でそうであるように) これから「拡張できるのは BTO だけ」という状態になっていくような予感がするので、もしかしたらこれが私の購入する最後の Apple ノートブック製品になるかも知れない。次回の購入は少なくとも2年以上先になると予想するし、2年後どうなっているかなんて私には予想できない。

引越しパーティー

友人の引越しパーティーに行ってくる。以前から同じ街に住んでいる友人なのだが、数か月前に新しい場所へ引っ越したということは聞いていた。その理由は分からない。ここに来てパーティーを行うということは、荷物の整理なども落ち着いたということなのだろう。実際に入ってみると、引越しに使うボックスなどは片付けられていた (以前会った時には「まだ部屋の中に箱があって大変」という話を聞いていた)。

最近午後10時頃には就寝しているので、そこまで長居することはできなかった。しかし色々なことを話してみるのはなかなかおもしろい。考えてみたら、職場よりも明らかに話す内容に幅と深さがあるように感じられる。職場では自分の言動に気をつけなければいけないのだが、こういう場所ではその心配もそこまでする必要は無い。話したくない人間がいれば、他の人と話せば良いだけの話だ。

これまで仕事に大学と全力投球してきた (の割には大してエネルギーを傾けられていないと言われそうだけれど..) のだが、もう少し友人たちと会う機会を増やすように心がけても良いかも知れないと考える。友人に「どこか友人と一緒に行けて、新しい友人を作れそうで、タバコの匂いのしないところは無い?」と聞くと、街の中心部にあるレストランを紹介される。友人を誘って今度行ってみよう。

しかし (いくらパーティーとはいえ) 室内でタバコを吸うのには少し違和感を覚えた。匂いがついても大丈夫なのだろうか? それにその部屋から引っ越す際に、新たに部屋をペイントしたりする必要が出たりしないのだろうか? タバコを憎む私には関係のない話だと思うけれど..。

理想高いんじゃないの?

金曜日だからというわけでは無いが、友人と夕食を共にすることになった。曜日はあまり関係なく、お互いに都合のつく一番早い日時がその時だったというだけの話だ。結果として女性の友人2人と一緒に夕食を食べることになる。

年齢では私が一番上なのだが、こと恋愛や結婚などの話になると、(恐らく) 私の経験値が一番低いので、勉強になることが多い。嬉しいことだ。

話をするなかで言われたことに「理想が高いんじゃないの?」というものがある。私は相手を選ぶ際に「条件」という言葉を使うのを特に嫌がる。条件という言葉の持つ、受験の足切りに使われるような文脈が嫌なのだろう。しかし今までの経験から、2つほど客観的に評価することのできる「好み」があるような気がしている。

そんな話を女性の友人としていると「そうは言っても、実は理想が高いんじゃないの?」と言われる。私が気がついていない (もしくはあえて無視している) 隠れた条件や好みのようなものがあり、そのような隠された条件 (そう、ここでは条件という単語をあえて使っている) があるからこそ、私の傍らに人がいないのではないかという仮説だった。

そうなのかも知れない。上の「好み」も単なるガイド役に過ぎず、実際のウィンドウは私が考えていたよりもかなり狭いのかも知れない。そのウィンドウから少しでも外れた女性はそもそも最初から眼中に無いというか..。

しかし「それで良い」とも友人には言われた。結婚する相手を見つけるのであれば、ウィンドウ (門戸) を広くとって後から「合わないな..」と思うよりも、最初からウィンドウを狭く持っていた方がよいということらしい。その中に入る人が現れないのであれば、一人で人生を過ごしたほうがマシだ、ということらしい。

それから友人には「そんなに考えても仕方が無いよ」とも言われた。それは分かっているけれど考えちゃうのよね。

You get along with everyone

と同僚に言われた。職場ではそう見えるかも知れないけれど、無理して議論しないようにしているだけですよ。

職場って仕事する場所であるというのが私の認識。もちろんお喋りしたりもするのだけれど、これが各々の意見をぶつけ合う議論になるあたりから雲行きが怪しくなってくる。

仕事だと、最初から「何に優先順位があるのか」がある程度共有できている (はずな) ので、議論をしても話がまとまりやすい。まとまらない場合は、自分より上の階層にいる人間に判断を仰げば良い。

しかしこれが仕事とは関係ないことをテーマに議論するとなると、すぐに自分の好みや信じていることを主張しあう場所となる。その後すぐに相手の意見に対する文句へと変わる。極めつけは、これが何ら生産的では無いということだ (例:iPhone を買い換えることで起こる環境への負荷 - そんなの買う人の勝手じゃないの?)。

こういう話がでるたびに私は聞き役に徹するか、その場から離れるようにしている。データなどの情報を聞くことには意味があるのかも知れないが、自分に興味のない他の人の意見をずっと聴き続けて要られるほど私は忍耐強い人間ではない。

上のような態度が結果として「誰とでも仲良くやれる」と取られるのであればとても嬉しいことだ。実際には職場の外で私を憎んでいる人も相当数いるだろうと想像するし、それが普通だとも思う。

でもそういうこと言ってくれる同僚がいるのは嬉しいんだぜ。

長旅の後に

少し長めの休暇から帰ってきた。今回も相変わらず休暇というよりは、毎日誰かと会い、何らかのイベントが入っているという感じの弾丸ツアーのようなものだった。ありがたいことだと思う。

古い人間と思われるかも知れないが、私は数日間を超える旅行を行う際に部屋の片付けをしておくようにしている。大学の学部時代に聞いた話なのだが、こうすることで、万が一旅先で事故などに巻き込まれ、他人に自分の部屋から必要な書類などを持ってきてもらうことになっても、普段の部屋の散らかり具合 (= 醜態) を見せなくても良い、というのが根底にある考えらしい。今回はフライト前に提出しなければならないものがあったので少しタイトだったのだが、一応部屋の掃除などは行なって自宅を出ることはできた。

しかし洗濯やアンパックなど、やることはある。ついでなので、前々から気になっていた冷蔵庫の中にある霜を取ってしまうことにする。現在発売されている (それなりに高価な) 冷蔵庫であれば、自動的に霜を取る機能がついていると想像するのだが、現在私がすみかにしている安い家賃の物件に備え付けで付けられていた冷蔵庫にそのような機能があるわけが無い。結果として数か月から半年おきに霜取りをすることになる (もしかしたら最後に霜取りしたのは1年以上前だったかも知れない。うぎゃー)。

霜取りは、冷蔵庫の中にあるものを全て外に出し、自然乾燥させるだけ。氷から水分が出てくるので、受け止めるためのものを下に敷いておく。全体を通して数時間程度はかかる。旅行に出かける前に、日持ちしない食材などは全て処分してあるので、このような作業を行うには都合が良い。

..それにしても、霜が溶解した時に出てくる、あの甘い匂いって..。変な喩えだが、コーヒーに濃い砂糖を限界まで溶かした時のような匂いとでも言えば良いのだろうか? 甘いものは元来そこまで好きでは無いし、そもそも霜からそんな匂いがするという事自体が気味悪い。