mkvie's blog

日々の殴り書き

人を好きになるという感覚

何十年も生きていると、普通に人を好きになると思う。

私自身が男として早熟だった (つまりマセてた) のかどうかは分からないが、最初に女性を意識したのは小学生の低学年だったと思う。同じクラスにいる女の子で、凄くカワイイ子がいた。今となっては、単に私の住んでいた世界が狭かっただけなのだろうと思うが、少なくとも当時は彼女がカワイくて視界に入っただけで意識してしまっていたような記憶がある。結局その子とは何も無く終わった。自分の想いを伝えることはついに無かったが、その想いをどのように表現すれば良いのか今となっては分からない。

他にも、中学校の頃の先輩を好きになったり、その先輩に告白して振られたとか、そういう思い出はある。しかし最近になると、気になる女性と好きになる女性の違いなどがよく分からなかったりする。

例えば目の前に、とても魅力的な女性がいたとする。彼女との会話はとても面白く、気がついたら数時間ぐらいは簡単に過ぎ去ってしまう。別れ際には、「もっと話したいな」と思う。

これだけ見ればその人のことを好きなのではないのかと考えてしまうかも知れないが、感情レイヤーを含めてその人のことが好きになっているのかとか考えてしまったりする。単に頭の中で「話をして面白い女性 → 魅力的な女性 => 好き(?)」などという都合の良い解釈をしてしまっているのではないか、などと自分で書いていても面倒な処理をしている。あー、面倒くさい。

考えられる一番良い行動というのは、実際に (単なる友人として) 彼女と一緒にいる時間を増やすことなのだと思うのだけれど、お互いそこまでヒマでも無いし、なにより彼女に対して「重い」と受け取られてしまうのが怖い。

..まぁもう十分重いのかも知れないけれどさ。